はり灸ケアとは
鍼灸(しんきゅう)治療とは、おからだに点在するツボを鍼や灸で刺激することにより、心身の不調をケアする治療法です。鍼(はり)や灸を用いて、筋肉のコリや緊張をほぐしたり、おからだの血行を促すことによって、お痛みや気になる症状を改善します。
また、おからだのお痛みだけでなく、体のツボやツボ同士を繋ぐ経絡の働きを使い治療することによって、頭痛や胃腸の不調、月経不順、生理痛などの、おからだの中のお悩みにもケアすることができます。
鍼や灸には、様々な種類や施術法があり、患者様お一人お一人の症状や感受性に合わせてケアができますので、鍼の痛みの心配や灸のみでケアしてほしいなど、気になることがあれば何でもご相談ください。
鍼灸の適応症
1979年にWHOが鍼灸治療の適応疾患を発表し、世界的に認められるようになりました。そんな、鍼治療に適応する疾患例です。
神経系疾患
神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
運動器系疾患
関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
循環器系疾患
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
呼吸器系疾患
気管支炎・喘息・風邪および予防
消化器系疾患
代謝内分泌系疾患
バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
生殖・泌尿器系疾患
膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
婦人科系疾患
更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
耳鼻咽喉科系疾患
中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
眼科系疾患
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
メディアでも鍼灸治療に注目
西洋医学では手が届かない症状への解決策として、世界中で注目を集める東洋医学。
いま最新科学によって続々と効果が確認され、医療や介護、スポーツの現場でも導入が広がっています。
今回のテーマは、誰もが抱える「健康の大問題」。
肩こりや腰痛など「慢性痛」への予防策や最新治療。
さらに、生理痛や更年期障害など「女性のお悩み」の解決に役立つセルフケアなど。
「体が整う」東洋医学のメソッドをたっぷり紹介します。
東洋医学ホントのチカラ「健康の大問題 解決SP」
放送 2022年1月10日(月)午後7:30~8:43(総合)

“新原因”発見! 衝撃の肩・首のこり改善SP
放送 2019年2月13日(水)午後7:30